ピックアップ

NPO法人 北海道レインボー・リソースセンター L-Port とは?

NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Portは、LGBTQをはじめとする多様なセクシュアリティを生きる方やその家族、周囲が“自分で自分の生き方を選ぶことができる”社会の実現を目指し、活動している団体です。2012年3月11日に札幌市で設立し、現在まで北海道を拠点に活動を続けてきました。

例えば思春期に、同性を好きになる(異性愛者ではない)自分に気づいたとき「そのままでいいんだよ」と言ってくれるひとがいたり、学校や身近な場所に正確な情報があったり、周りに自分のような性的指向のひとがいたなら…。自分を否定したり、隠したり、必要以上に悩んだりすることなくいられるかもしれません。生活している中で、会話の中で、「同性が好きな人がいるかも」「性別に違和感がある人がいるかも」ともっと多くのひとが考えてくれたら、今よりずっと過ごしやすく、生きやすくなることでしょう。

この「同性が好きな人」や、「性別に違和感がある人」を総称してセクシュアル・マイノリティといいます。「異性愛(異性を好きになること)が当たり前」の社会では、同性を好きになる人や、性別に違和感がある人は「見えない存在で、無きもの」にされている現実があります。

わたしたちはここにいるのに、存在しないことになっていること、こうした、身近に正しくあるべき情報が行き届かないことこそが、セクシュアル・マイノリティが生きていく上で、さまざまな窮屈さや困難さを感じている根本だと、L-Portは考えています。

わたしたちは、ここにいるよ、という想いをひとりひとりが伝えられる社会へ。
そのために、わたしたちは、お互いにサポートをし合いながら、不自由さを抱えて生きている現状をしっかりと語り合える仲間が増えることを望んでいます。
そして、社会に向けて情報を発信し、声を伝え、理解と支援の和を広げていきたいと思います。

 

L-Port の活動内容は、こちらからご覧ください!

ページ上部へ戻る